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指名漏れからの逆襲 ロッテドラ4菅野、運命の日に得ていた確かな自信

開幕スタメンに向けアピールを続けているロッテのドラフト4位ルーキー、菅野剛士外野手。2015年のドラフト会議では、明大の同級生、高山俊外野手が阪神1位、坂本誠志郎捕手が阪神2位、上原健太投手が日本ハム1位指名を受けたが、唯一指名漏れを味わった。

菅野のサインボールに笑みを浮かべる子供たち

 菅野は悔しい経験をしたからこそ、プロの舞台でプレーできる喜びを人一倍感じ、声援を送ってくれるファンに対しても感謝の言葉を口にする。

「ファンの方の応援が自分の力になっています。チームが勝てば、ファンの方も喜んでくれる。1試合でも多くチームの勝利に貢献したい。そのために今、準備しています」

 ある日のオープン戦の終了後、人もまばらになったスタジアムに、サインをもらうためずっと選手を待っている小学生の姿があった。すでに日は沈み、気温もかなり下がっていたが、子供たちは菅野からボールにサインをもらったようで、嬉しそうに笑顔を浮かべていた。

 その時を振り返り、「寒い中待ってたんで」と菅野も笑みをこぼした。悔しさをバネに成長を遂げた24歳は、2年間の経験が無駄ではなかったことを証明するため、ファンの声援を力に変えて、プロの世界を生き抜いていく。

(篠崎有理枝 / Yurie Shinozaki)

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