チームメイトらが語る“レジェンド”イチローの存在価値「最高の人物」

フェルプスが伝えるイチローとの接し方とは…

 メジャー史上30人目の通算3000安打を達成したり、10年連続200安打&打率3割を記録したり、まさに“生きるレジェンド”とも言えるイチローに対し、畏怖の念を抱く若手選手も多い。そんなチームメイトに対して、フェルプスが伝えた「敬意を払えば、敬意を持って接してくれる」という言葉がすべてを物語っているのかもしれない。フェルプスに同調するように、ゴードンもこう話したという。 

「彼は孤高の存在なんだ。孤高でいると、それを理解しない人もいる。でも、1人でいることが好きな人もいるんだ。僕たちはとてもいい関係を築けているし、彼の姿に本当に共感できるんだ。中には、そうじゃない人もいるかもしれない。でも、ただ自分と同じタイプじゃないだけなのかもしれないだろ」 

 特集の中ではスコット・サービス監督、元同僚で殿堂選手のケン・グリフィーJr.氏、元同僚ダン・ウィルソン氏らも、イチローの野球に対する姿勢、柔らかい素顔、そして洞察力の深さなどについて、異口同音に称えている。 

 44歳の外野手よりも若手選手に出場チャンスを与える方がいいのではないか、という声があることは否めない。それでもイチローがチームにもたらす影響は、何事にも代え難いものなのだろう。

(Full-Count編集部)

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