日本航空石川が逆転サヨナラ3ランで明徳義塾下す 春夏通じ初のベスト8
1点を追う9回に3番・原田が左翼席へ劇的なサヨナラ3ラン
第90回記念選抜高校野球は30日、大会8日目を迎え第1試合は日本航空石川(石川)が3-1で明徳義塾(高知)を破り春夏通じ初めてベスト8入りを決めた。1点を追う9回。無死一、二塁から3番・原田が左翼席へサヨナラ3ランを放った。
明徳義塾のエース・市川、日本航空石川の背番号「10」杉本が序盤から躍動した。5回を終え両チーム無得点、明徳義塾は2安打、日本航空石川は1安打と素晴らしい投手戦となった。
試合が動いたのは8回。明徳義塾は先頭の7番・菰渕が四球を選び、続く市川の犠打で1死二塁。ここで日本航空石川は先発・杉本に代えて2番手にエース・大橋を投入。だが、9番・藤森が左前打を放ち1死一、三塁とすると1番・真鍋の打席で、日本航空石川・大橋がまさかの暴投。明徳義塾は待望の先制点を奪った。
日本航空石川は1点を追う9回。先頭の1番・井川が右前打を放ち、続く的場が四球を選び無死一、二塁のチャンスに3番・原田が左翼席へ3ランを放ち試合を決めた。
(Full-Count編集部)