投手・大谷の攻略に自信 146発ア軍主砲が宣言「本塁打を量産できれば」

アスレチックスの主砲、クリス・デービス【写真:Getty Images】
アスレチックスの主砲、クリス・デービス【写真:Getty Images】

今季もすでに1発、主砲デービスが宣言「攻略に自信を持っている」

 エンゼルスの大谷翔平投手は1日(日本時間2日)敵地アスレチックス戦で、いよいよメジャー初先発のマウンドに立つ。迎え撃つアスレチックスの主砲は「我々は攻略に自信がある」と断言した。

 3月29日(同30日)に行われたアスレチックスとの開幕戦で“打者デビュー”を果たした大谷は、2回にやってきたメジャー初打席で初球をいきなりライト前ヒットとした。アスレチックス投手陣は、その後の4打席を凡退に抑えたが、“投手”大谷に華々しいデビューを飾らせるつもりはない。

「大谷の初登板? このチームはみんな、攻略に自信を持っている。自分たちの能力を信じているんだ」

 こう語ったのは、主砲クリス・デービス外野手だ。2016年と17年シーズンに2年連続で本塁打40本以上を記録したパワーの持ち主は、大谷相手に明確な自信を示していた。

 アスレチックスは現在、チーム再建途中の真っ只中だが、30歳のチームリーダーは若きチームメートが持つ高い打撃力に信頼を置く。

「チャッピー、オルソンは本当にエキサイティングな選手だ。ブーグもそう。才能の原石にあふれた打線だよ。間違いなく、こんなにいいチームメイトを探すことはできないね。彼らは毎日練習に明け暮れている。チームメイトして悪い奴はいないね」

 5番を打つ24歳のマット・オルソン内野手は昨季24本塁打を記録。マット・チャップマン内野手とブーグ・パウエル外野手もメジャー2年目の若手で、大谷と同世代の有望株がラインナップには並んでいる。

「ホームランを打てる選手。試合の流れを変えるゲームチェンジャーと呼ばれる選手も多い。本塁打を量産できればいいね」と、デービスは本塁打攻勢を狙っている。

 スプリングトレーニングではスプリットの調整に苦労していた大谷だが、「日本人投手の得意とするボールだ。スプリットが落ちないといいね」とデービスはニヤリ。大谷自身もスプリットの出来をポイントに挙げていたが、本番ではどんな展開を見せるのか。

「今年は怪我をしないこと。全てに渡って活躍すること。そして、最高のチームメイトであること」と目標を掲げた30歳スラッガー。インパクト十分なパワーで、二刀流のメジャー初登板の出鼻をくじくつもりだ。

(Full-Count編集部)

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