大谷初勝利の影に指揮官のアドバイス「ここから抑えれば何も問題ないと…」

初先発で初勝利を挙げたエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
初先発で初勝利を挙げたエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

周囲に感謝の1勝目「スタッフの方々や選手の皆さんに、すごい支えられている」

 エンゼルスの大谷翔平投手は1日(日本時間2日)、敵地でのアスレチックス戦で投手としてメジャー初先発初勝利を飾った。6回を投げて1被弾を含む3安打6奪三振1四球で3失点(自責3)と上々デビューを飾った右腕は、試合後にテレビ中継のインタビューを受け「今日はただただ楽しく、楽しんでマウンドで投げられたんじゃないかと思います」と笑顔を見せた。

 初回を3者凡退とした大谷は、2回に1死一、二塁でチャップマンに逆転3ランを献上。「自分の中で投げきったのに打たれたということで、ちょっと引きずった」と明かすが、2回を終えて戻ったダグアウトで「ソーシア監督が来てくれて、ここから抑えれば何も問題ないからってことを言ってくださった」と明かす。

 その言葉どおり、大谷は3回から立ち直ると、味方打線も奮起して6回に4-3と逆転に成功。大谷は6回を92球で投げきり、勝利を飾った。

 大谷は「キャンプからやってきて、スタッフの方々や選手の皆さんに、すごい支えられてきている。今日も捕手のマルドナード選手は1球も逸らさずに僕の球を受けてくれたので、そのおかげかなと思います」と周囲への感謝も忘れなかった。大谷の初勝利はみんなでつかんだ白星なのかもしれない。

(Full-Count編集部)

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