44歳イチローのスピードに「マジかよ」 相手選手が驚き「依然として速い」
三塁へのゴロも「すぐにラミレスは送球しなければいけなかった」
「ラミレスは9回にイチローと再び相まみえた。アレンと対峙した未来の殿堂入り選手は三塁線上にボールを叩くと、バッターボックスを飛び出した。イチローの全盛期なら、ヒットが保証された当たりだった。ラミレスはハッスルした。ボールをつかむと、素早くアロンソに投げた。捕球するとイチローをアウトにするために、グラブを振るった」
イチローは快足を飛ばした。ラミレスの送球は本塁側に逸れたが、一塁に突進するイチローと入れ替わる格好となったアロンソは体を回転させるようにタッチ。間一髪でアウトに仕留めた。
「ランナーを意識したよ。彼の片鱗を見ることができたね。イチローの場合、走塁が素晴らしい。スローな当たりだった。すぐに彼(ラミレス)は送球しなければいけなかった。ボールが高くなったのが見えたので、確実に捕球できるようにした。そして、体をひねりながらタッチを必死にしようとしたんだよ」
この試合、初回に満塁弾を放っていたアロンソは何とかアウトにしたと記事の中で振り返っている。
「マジかよ。彼は速いんだよ。彼は依然としてスピードがある。キャリア序盤の時の彼を実際に見たことがない。テレビでたまに見ていたけれどね。未だに素晴らしい走塁をしているんだよ」
アロンソは44歳の快足ぶりに感心していたという。記事でも「アロンソは依然として魅せるイチローのスピードに感銘を受けていた」と報じている。メジャー最年長選手は未だに健在のあらゆる武器で、驚きを与え続けている。
(Full-Count編集部)