ソフトバンク東浜が3日西武戦に先発 自身の開幕に「目いっぱい投げるだけ」
相手は3連勝の西武「各回の先頭を取る」
3日の西武戦で先発するソフトバンクの東浜巨投手が、東京への移動を前にヤフオクドームで練習を行い、自身の開幕に向けて心境を語った。
3月20日のオープン戦最終登板では2被弾で6回5失点、先週の由宇での2軍戦では自己ワーストの8失点。東浜は、大きな不安を抱えたまま自身の開幕を迎える形となった。それでも、由宇の登板からの1週間で「メカニックなところを意識して、フォームを修正してきた。反省を踏まえてやってきたつもり」と口にする。
「チームは開幕したが、やっと自分もスタート。やってきたことをやるだけだし、気持ちを新たにスタートできればと思う。しっかり粘り強く投げていきたいし、目の前のバッター一人ひとりに集中していきたい。前回(由宇の2軍戦)は自分の状態をどうにかしないといけないという意識だったが、明日(3日)は対バッターの意識をもってやっていく」
対戦相手は開幕3連勝の西武。「映像は見ました」という東浜は「相変わらず打線がいい。つながらせたら怖い打線ですね。誰に注意するというより、各回の先頭を(アウトに)取ること」と警戒を強める。
チームは開幕カードのオリックス戦で勝ち越しを決めたが、まだ先発投手に白星はついていない。東浜も「とにかく目いっぱい投げるだけ。自分の勝利というより、チームに勝ちがつくことが一番。しっかりゲームを作れたらと思います」と、まずはチームの勝利だけを目指して無心で強力打線と対峙する覚悟だ。
(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)