大谷翔平の活躍を疑わなかったライバル球団とは?「大きな興奮をもたらす男」
オープン戦は投打に不振、開幕マイナーを提言する声も…
エンゼルスの大谷翔平投手は開幕第4戦、4月1日(日本時間2日)の敵地アスレチックス戦にメジャー初先発を果たし6回3安打3失点の好投で初勝利を挙げた。オープン戦では打者としてはオープン戦11試合に出場し、32打数4安打で打率.125。投手としては防御率27.00と適応に苦しんだが、かつて大谷獲得に動いたライバル球団の首脳は「メジャーに大きな興奮をもたらす男」「適応期間が過ぎれば、まったく問題なく活躍する」と二刀流の躍動に疑う様子を見せなかった。
米メディアでは「ベーブ・ルース2世」と期待されたスターのよもやの船出に開幕マイナーを提言する声もあったが、大谷争奪戦で敗れた他球団の首脳陣は二刀流のスーパースターの活躍を信じて疑わなかった。
「大谷はオープン戦では苦しんでいる。メジャー1年目で彼には修正しなければいけないことはたくさんある。ボールやマウンドも問題もあるだろう。だが、タレントと実力は間違いない。私もこの目で見ている。彼はメジャーに大きな興奮をもたらす男なんだ」
こう語ったのはダイヤモンドバックスのデリック・ホール球団社長だった。2015年8月に来日し、日本ハムの試合などを視察。そして、当時真っ先に獲得に乗り出すことを宣言するほど、「SHOHEI OHTANI」に惚れ込んでいた。