大阪桐蔭が史上3校目の春連覇 勝利数、優勝…最強都道府県はどこ?

都道府県別の選抜勝利数は大阪が初の200勝を達成、優勝回数11回は最多

〇都道府県別、春の甲子園10傑

1大阪府203勝135敗5分 勝率.6006優勝11回準優勝10回
2兵庫県168勝145敗3分 勝率.537優勝6回準優勝4回
3愛知県166勝110敗3分 勝率.6014優勝10回準優勝8回
4東京都125勝119敗1分 勝率.512優勝5回準優勝9回
5和歌山県99勝103敗2分 勝率.490優勝5回準優勝5回
6高知県90勝61敗0分 勝率.596優勝3回準優勝5回
7広島県89勝70敗2分 勝率.560優勝5回準優勝6回
8京都府79勝86敗1分 勝率.479優勝2回準優勝2回
9神奈川県76勝51敗1分 勝率.598優勝6回準優勝4回
10徳島県73勝49敗0分 勝率.598優勝5回準優勝3回

 大阪府は勝利数で初めて200勝に達するとともに、勝率でも.6006とし、1位の愛知県の.6014に肉薄した。優勝回数は11回となり愛知を抜きトップに立った。10傑の内、近畿より西が7府県。春の甲子園は西日本勢が強いことがわかる。

〇大阪府の勝利数5傑

1PL学園48勝17敗0分 勝率.738優勝3回準優勝1回
2大体大浪商32勝17敗2分 勝率.653優勝2回準優勝3回
3大阪桐蔭26勝7敗0分 勝率.788優勝3回準優勝0回
4上宮19勝7敗0分 勝率.731優勝1回準優勝1回
5履正社13勝7敗0分 勝率.650優勝0回準優勝2回

 現在は活動休止中のPL学園が1位だが、大阪桐蔭はPL学園を上回る勝率で追い上げている。大阪桐蔭は選抜出場は10回だが、そのうち3回優勝。8強以上は7回。甲子園では圧倒的な力を見せている。

 春連覇を果たした大阪桐蔭が目指す先は春夏連覇だ。これまで甲子園の春夏連覇は7校が達成している。

1962年 作新学院(栃木県)
1966年 中京商(愛知県)
1979年 箕島(和歌山県)
1987年 PL学園(大阪府)
1998年 横浜(神奈川県)
2010年 興南(沖縄県)
2012年 大阪桐蔭(大阪府)

 大阪桐蔭は2012年に現阪神の藤浪晋太郎、西武の森友哉のバッテリーで春夏連覇を果たしている。この夏、大阪桐蔭には史上初の2度目の春夏連覇の期待がかかる。

(広尾晃 / Koh Hiroo)

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