イチローは10回で3位 米メディアが最近15年の本塁打“強奪“ランキング発表
4日に美技のゴメスが1位、44歳のイチローは今季1つ記録を伸ばす
レイズのカルロス・ゴメス外野手が3日(日本時間4日)のヤンキース戦でウェードの右翼への大飛球をフェンスギリギリで見事キャッチ。ホームランをもぎ取る美技を見せた。これを受けて、米スポーツ解析メディア「スポーツ・インフォ・ソルーションズ」では、公式ツイッターで過去15年間の本塁打“強奪”ランキングを発表。3月31日(同1日)のインディアンス戦でホームランキャッチを見せたイチローとともに、今季序盤の“強奪コンビ”がランクインしている。
フェンス際で見せる華麗なジャンピングキャッチもメジャーの醍醐味。イチローは、本拠地セーフコ・フィールドでのインディアンス戦で相手の好打者ホセ・ラミレスのレフトへの大飛球を華麗なジャンピングキャッチ。地元シアトルのファンから喝采を浴びた。ラミレスが「もちろん、いい気分はしなかった。自分としてはホームランにしたかったんだからね」と悔しそうに振り返る超美技だった。
そして、3日にはゴメスが敵地ヤンキースタジアムでフェンスを越えようとしていたウェードの大飛球をキャッチ。シーズン開幕直後に2つのホームランキャッチが誕生したが、この2人は最近15年間での“強奪”ランキングでトップ3に入っている。
「スポーツ・インフォ・ソルーションズ」によると、1位はゴメスの13回。2位はツインズなどで活躍し、ホームランハンターとして知られたトリー・ハンターの12回。そして、3位にはエンゼルスの天才マイク・トラウト、オリオールズのアダム・ジョーンズとともに、イチローが10回で入っている。
過去15シーズンでくくられたこのランキングの対象外となる2001年から10年連続でゴールド・グラブ賞を受賞したイチロー。衰え知らずの鉄人はタイミング抜群の跳躍力と華麗なグラブさばきを武器に、まだまだ本塁打強奪を見せてくれそうだ。
(Full-Count編集部)