今季MLBロースターから外れた有名投手たち ノーノー投手、CY賞も
メジャー最年長コロンはレンジャーズでメジャー昇格
○リッキー・ノラスコ 35歳
114勝118敗0S 1887.2回 防御率4.56
マーリンズ、ドジャース、ツインズなどで活躍した右腕。失点しながらも何とか試合を作るイニングイーターだった。エンゼルスをFAになり、今春はロイヤルズの招待選手となるがリリースされた。
○マット・ケイン 33歳
104勝118敗0S 2085.2回 防御率3.68
ジャイアンツ一筋で投げた剛速球右腕。2009年から4年連続2桁勝利。2012年には完全試合も記録した。2017年は3勝に終わり、10月に引退を表明。
なお、イチローと同じ1973年生まれで誕生日が5か月早く、昨年まで現役最年長だった通算240勝右腕のバートロ・コロンは、今年はレンジャーズのキャンプ招待選手だったが、4月2日にメジャー契約を結びなおし、今季も現役を続行することとなった。これでイチローは今季もMLBで2番目に高齢の選手(野手では最年長)となった。
また3月末時点で、左腕先発ホルヘ・デラロサ(104勝)、救援のグレッグ・ホランド(186セーブ)、ネフタリ・フェリス(107セーブ)などの有力な投手が所属が決まらなかったが、4月に入って次々とメジャー契約となった。今後もFA投手の中にはメジャー契約を勝ち取る選手が出てくるかもしれない。
(広尾晃 / Koh Hiroo)