牧田和久が世界一軍団MVPを斬った1球に米メディア唖然「重力に逆らう投球」
浮き上がる直球に「ライジング・ファストボール」の声
これには現役時代の2005年にホワイトソックスで世界一に輝いた経験を持つ解説のジェフ・ブラム氏も「多くの打者は投手と目線を合わせようとしますし、投手は上から下に投げ下ろしてきます。ただマキタは違います。彼のボールは上昇してくるのです」と称賛した。
また、敵地で中継した「FOXスポーツ・サンディエゴ」も牧田の一球を絶賛。81マイル(約130キロ)の浮き上がる直球を「ライジング・ファストボール」と表現し、解説のマーク・グラント氏は「素晴らしいボールの軌道です。浮き上がってきました。アルトゥーベのヘルメットの高さまできました」と驚きの声を上げ、笑うしかなかった。
牧田は3日(同4日)のロッキーズ戦でメジャー初失点を喫したが、これで4日(同5日)ロッキーズ戦に続き2戦連続で無失点リリーフと調子を上げてきている。ここまで4登板で0勝0敗、防御率2.25。サブマリンから放たれるという唯一無二の「ライジングボール」を武器にパドレスの救援陣を引っ張っていく。
(Full-Count編集部)