平成ベストナインを選ぶ チームの中軸打者がズラリと揃う三塁手

新井、村田、中村ら長距離砲がそろう

〇新井貴浩(平成11年~ 広島、阪神、広島)
1163試合(2178安打315本1279点43盗 打率.279)本塁打王1回、打点王1回、ベストナイン1回

 一塁手としても1031試合に出場し、MVP1回、ベストナイン1回、ゴールデングラブ1回。広島から阪神にFA移籍し、以後は中軸打者であるとともに精神的支柱に。

〇今江年晶(平成14年~ 。ロッテ、楽天)
1475試合(1545安打97本670点32盗 打率.283)ベストナイン1回、ゴールデングラブ4回

 PL学園からロッテに。初芝清の後の正三塁手に。勝負強い中距離打者。俊敏な守備も売り。FAで楽天に移籍してからは故障がち。昨年からは一塁を守ることが多くなる。

〇村田修一(平成15年~29年 横浜、巨人)
1802試合(1865安打360本1123点14盗 打率.269)本塁打王2回、ベストナイン4回、ゴールデングラブ3回

 松坂世代。中村紀洋同様、強打と豪快な守備で鳴らした名三塁手。2000本安打まで135本と迫った昨年、巨人を自由契約。今季はルートインBCリーグ栃木からNPB復帰を目指す。

〇小谷野栄一(平成15年~ 日本ハム、オリックス)
1075試合(1212安打70本549点31盗 打率.267)打点王1回、ベストナイン1回、ゴールデングラブ3回

 松坂世代。当初は外野、一塁を守るが平成19年三塁にコンバートされる。好機に強く、2010年16本塁打で116打点を挙げ打点王。2012年には最多犠打。使い勝手の良い選手。

〇松田宣浩(平成18年~ ソフトバンク)
1314試合(1371安打212本733点120盗 打率.274)ゴールデングラブ6回

 1年目から三塁手として起用される。ファイトあふれる三塁守備と、勝負強い打撃で売り出す。今や「熱男」の愛称でチームの顔に。近年は長打力もつき3年連続20本塁打。

1000試合以下だが、この三塁手も特筆すべき実績を残している。

〇中村剛也(平成14年~ 西武)
949試合(1231安打357本969点23盗 打率.252)本塁打王6回、打点王3回、ベストナイン6回

 大阪桐蔭から西武へ。25歳の2008年に初めて規定打席に達し、いきなり本塁打王。規定打席に達した7年で6回本塁打王。平成屈指の長距離打者。

他の顔ぶれとベストナイン候補

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