大谷翔平、右手の指にマメも…投手コーチは楽観視「すべては問題ない」

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

キャンプ中から「マメ」の問題も…開幕後はスプリットで空振り量産

 10日(日本時間11日)の敵地レンジャーズ戦でスターティングメンバーから外れたエンゼルスの大谷翔平投手。投打での衝撃的な活躍で、前日には日本人メジャーリーガーとして最速&最年少でア・リーグ週間MVPに選出されるという偉業を達成した。一方で、日本時代と同様に手の指にマメができていると地元紙「オレンジ・カウンティ・レジスター」が報じている。

 9日(日本時間10日)の敵地レンジャーズ戦。大谷が右手の指を絆創膏で保護しているテレビ映像が映し出された。登板翌日のため休養日となった二刀流のスーパースターについて、チャーリー・ナギー投手コーチが説明したという。

 記事によると、大谷はスプリングトレーニング中から宝刀スプリットを投げることによる「マメ」の問題を抱えていた。その上で、ナギー投手コーチは「すべては問題ない」と語り、深刻な状況ではないと強調している。アリゾナ・テンピでのキャンプではスプリットの制球に苦しんでいたが、開幕後は絶大な切れ味を見せ、8日(同9日)のアスレチックス戦でも空振りの山を築いたばかりだった。

 打っては3試合連続本塁打、投げては7回途中まで完全投球と投打に圧巻の活躍を見せる大谷。エンゼルスのマイク・ソーシア監督も二刀流完全開花のために、若き至宝のコンディションを注視し、起用法には慎重な方針を貫いている。

(Full-Count編集部)

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