オリックスが延長12回引き分け 野手15人、投手6人をつぎ込む総力戦も…
1点を追う9回に代打・伏見が起死回生の同点タイムリー
オリックスは延長12回引き分けに終わった。11日、京セラドームで行われた楽天戦に2-2でドロー。1点を追う9回に代打・伏見のタイムリーで同点に追いついたが、その後は両チーム無得点に終わり引き分けに終わった。
先発アルバースが序盤に2点を失い、追いかける展開となったオリックス。4回無死二、三塁から小谷野の三ゴロで1点を返したが、続くマレーロ、T-岡田が連続三振に倒れ1点止まり。
その後も打線は楽天の先発・辛島、福山から得点を奪えず9回へ。それでも守護神・松井裕から先頭のロメロが中前打、小谷野の犠打で1死二塁のチャンスを作る。マレーロが倒れ2死二塁となったが代打・伏見が左翼線へタイムリー二塁打を放ち同点に追いつく。
起死回生の一打を放った伏見は「打ったのはチェンジアップ。とにかく打ってやろうという気持ちだけでした。チームにとっていい流れを引き寄せたいと思っていたので、本当によかったです」とコメント。
そして試合は延長戦に突入し両チーム無得点のまま12回へ。楽天は3者凡退に終わり勝ちがなくなる。ラストイニングとなったオリックスは2死から安達が遊撃内野安打、吉田正が四球を選び2死一、二塁。一打サヨナラのチャンスに小島が一ゴロに倒れゲームセットとなった。