ドジャース前田健太、2020年のLA球宴開催に「前半だけ奇跡を起こせば…」
ロバーツ監督は意気込み「20年の監督もやれるように頑張りたい」
MLB機構は11日(日本時間12日)、2020年に行われる第91回オールスター戦をドジャースタジアムで開催すると発表した。ドジャースの前田健太投手は「まだ先は長いし。そんなに意識することもない」としながらも「出れるように努力はします」と話した。
11日に球場で行われた会見には、ロバート・マンフレッドMLBコミッショナー、ドジャースからカステン球団社長、ロバーツ監督の他、トミー・ラソーダ氏、ドン・ニューカム氏ら球団の歴史を彩る豪華な面々が出席した。昨季ナ・リーグ優勝を果たしたロバーツ監督は、今季オールスターで指揮を執るが「20年の監督もやれるように頑張りたい」と、1980年以来40年ぶり2度目の開催となる本拠地球場でのオールスター出場に、早くも意気込みを見せた。
2016年からドジャースと8年契約を結んだ前田は、2020年はロサンゼルスで5年目を迎える予定。球宴開催について質問されると「多分出れないですし、スタンドで見ときます」と笑った。先発投手の場合、通常各チームから選出されるのは1人。前田は「カーショーがいる限りはダメだと思うんで(笑)」と半ば諦めモードだったが、「出れるように努力はします。(可能性は)ゼロではないと思うんで。前半だけ奇跡を起こせば」と、地元開催のオールスター出場に思いを馳せた。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)