ドジャース4勝9敗、24年ぶりスロースタート ロバーツ監督「苛立ちが募る」
Dバックスにレギュラーシーズン11連敗、単独チーム相手の球団ワースト記録に
ドジャースは14日(日本時間15日)のダイヤモンドバックス戦に1-9で完敗した。「大谷効果」に沸くエンゼルスのロケットスタート(13勝3敗)とは対照的に、ドジャースの4勝9敗は1994年以来のスロースタート。今シーズンに入ってからの5連敗を含め、ナ・リーグ西地区首位のダイヤモンドバックスにはこれで昨季からレギュラーシーズン11連敗。単独チームへのロサンゼルス・ドジャースのワースト記録となるなど、投打の噛み合わない試合が続いている。
ロバーツ監督は試合後、「フラストレーション!! 確かに苛立ちは募っている。混乱ではなく苛立ちだ。結論! もっと良いベースボールをしなきゃならない。より良く投げてより良く打たなければ。結果が必要だ」と話した。
さらに、「2017年シーズンからメンバー変更はないが、なぜ出だしがこうも違うのか?」との問いに、「去年と同じメンバーだし、このあたりの試合は非常に大事だということはわかっているはずなのだけど、最近のピッチングなどを見ていると、あまり勝てない時のウチになっているように感じる。集中力の問題かもしれない。準備の問題とかそういうのじゃない。結果が出なければ別の選手にチャンスを与える。攻撃がうまくいかないのは、往々にして過剰にアグレッシブになっているときだ」と返答した。
昨年と比べて戦力ダウンが顕著なのは、主砲ターナーを手首の骨折で欠く攻撃陣。そのターナーの復帰の目処については「何回かスイングをしているみたいだが、まだわからない。打撃練習に参加してみて、リハビリの期間がどれくらいになるかもわからない。2日かもしれないし1週間かもしれない。具体的にいつと言うのははっきり言えないね」と明言は避けた。
昨年のテイラーやベリンジャーのような救世主が出てくるのだろうか。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)