中日アルモンテが驚異の得点圏打率.625、Gゲレーロは苦戦? セ外国人診断
中日は新加入の投手陣も好調、巨人ゲレーロはまだ1本塁打
◯4位:阪神(7勝7敗)
マルコス・マテオ投手
7試合0勝1敗3ホールド0セーブ 防御率6.00
ランディ・メッセンジャー投手
3試合2勝1敗0ホールド0セーブ 防御率2.16
ラファエル・ドリス投手
7試合0勝1敗0ホールド5セーブ 防御率1.29
ウィリン・ロサリオ内野手
14試合54打数12安打1本塁打7打点 打率.222
1軍出場なし
呂彦青投手、ディエゴ・モレノ投手
ここまで5割で戦ってきている阪神。助っ人投手陣に関しては、昨季に引き続き高いレベルにあると言える。マテオは防御率6.00となっているが、これは8日の中日戦で喫した4失点のせい。その他の試合では走者こそ出せども、無失点に抑えている。ドリスは既に5セーブをマーク。メッセンジャーは12日の広島戦の2回途中に、球審に暴言を吐いて退場処分となったが、2勝とさすがの投球。心配なのが4番のロサリオ。ここまで打率.222、1本塁打と、前評判通りの活躍とはなっていない。
◯5位:中日(6勝9敗)
ディロン・ジー投手
3試合0勝3敗0ホールド0セーブ 防御率3.68
オネルキ・ガルシア投手
2試合2勝0敗0ホールド0セーブ 防御率1.64
ソイロ・アルモンテ外野手
15試合59打数24安打4本塁打15打点 打率.407
ダヤン・ビシエド内野手
15試合55打数15安打3本塁打9打点 打率.273
1軍出場なし
スティーブン・モヤ外野手
12球団で最も驚きだったのが、この中日の新助っ人たちの働きではないか。その筆頭が3番に入るアルモンテ。15試合を終えてリーグ2位の打率.407、4本塁打をマーク。15打点はリーグトップだ。得点圏打率.625は驚異的で、守備の不安を補って余りあるだけのチャンスでの強さを発揮している。先発のガルシアも2戦2勝と先発ローテで勝ち頭となっている。ジーも好投しているが、打線が援護できておらず、2試合連続完投負けを喫している。
◯6位:巨人(5勝10敗)
スコット・マシソン投手
4試合0勝0敗2ホールド0セーブ 防御率0.00
アルキメデス・カミネロ投手
4試合0勝0敗0ホールド2セーブ 防御率0.00
アレックス・ゲレーロ内野手
15試合54打数15安打1本塁打4打点 打率.278
ケーシー・マギー内野手
15試合55打数16安打2本塁打11打点 打率.291
1軍出場なし
テイラー・ヤングマン投手
最下位に沈む巨人。マシソンは防御率こそ0.00だが、開幕直後は本来の調子ではなく、まだ4試合にしか投げていない。クローザーの前にひっくり返される試合が続いており、カミネロも4試合の登板にとどまっている。ゲレーロは打率.278をマークしているが、わずか1本塁打。他球団が徹底して苦手とするインハイを突いてきており、苦戦している。現在、4番に入るマギーは打率.291、11打点とまずまずの成績だ。
(Full-Count編集部)