田中将大、2試合連続の大量失点にNYメディアは辛辣「ガタガタの登板」
2試合連続大量失点に「またもガタガタの登板」
6失点を喫した11日(同12日)のレッドソックス戦に続く乱調に「タナカは2試合連続でこれだけの失点を許したことになった」とも言及。「タナカは充分な助けを誰からも得ることが出来なかった」と同情する一文もあるが、完敗を嘆いている。
また、地元紙「ニューヨーク・ポスト」は「立ち上がりの打者4人に安打と四球を許したタナカがリズムに乗ることはなかった。グレゴリアスのエラーもあり、ヤンキースの選手が打席に立つ前に、彼はマーリンズに3点を許してしまった」と、投球内容を伝えている。
昨季のプレーオフでの圧巻の投球を見せた田中は、オフに契約を破棄してFAとなれる「オプトアウト」の権利を行使せずに残留。この選択はヤンキースファンを喜ばせたが、記事では「オフにはオプトアウトせず残留したタナカだが、2試合連続での6失点はキャリア2度目となった。また今季4先発の全てで本塁打を許している」としている。
地元紙「ニューズデイ」も「マサヒロ・タナカはまたもガタガタの登板に」と厳しい見出しを付けた。今季、4年連続の開幕投手を逃した田中について「先発1番手の座をルイス・セベリーノに譲ることになった29歳の日本人右腕は、ヤンキースの先発2番手と目されており、懸念点となり得る状況にある」と指摘。5回の投球を「タナカはブライアン・アンダーソンに死球、続くトマス・テリスを三振に仕留めて、ガタガタの登板を終えた」と振り返っている。
開幕から2試合連続好投の後、2試合連続大量失点と苦しんでいる右腕。辛辣なニューヨークメディアは早くも騒ぎ立てているだけに、次回は名誉挽回の投球を見せたいところだ。
(Full-Count編集部)