ソフトバンクに金銭トレード移籍の市川が入団会見 「日本一のひと駒として」

移籍入団会見に臨んだソフトバンク・市川友也【写真:藤浦一都】
移籍入団会見に臨んだソフトバンク・市川友也【写真:藤浦一都】

自慢の肩も「甲斐くんがいるので少し控えめに…」

 19日、日本ハムから金銭トレードでソフトバンクに移籍した市川友也捕手が、ヤフオクドームで入団会見を行った。背番号は「30」

 市川は2009年のドラフト会議で巨人から4位指名を受けて入団。2013年オフに金銭トレードで日本ハムへ移籍した。日本ハム時代は、堅実なリードと強肩で日本一にも貢献。今シーズンは鶴岡慎也の復帰と清水優心の台頭もあって、1軍出場はなかった。

 ヤフオクドームで入団会見に臨んだ市川は「昨日言われて、この時期に同一リーグのトレードは考えていなかったので本当にびっくりした」と正直な気持ちを吐露。そのうえで「今まで対戦相手として見てきたものをチームに伝えていきたい。やはり外から見るのは違うと思うので、今まで気づかなかった点で貢献できるように」と口にした。

 アピールポイントを尋ねられると「肩には自信がありますが(ホークスには)甲斐くんがいるので少し控えめに…」と言って周囲を笑わせた。「高谷さんがいて、その下は若いキャッチャー。その間に入っていろいろと伝えていければと思います。毎年優勝するようなチーム。日本一がチームの目標なので、そのひと駒になれるように頑張ります」と活躍を誓った。

(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)

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