平成ベストナインを選ぶ 優秀で個性的な遊撃手、NO1は松井稼頭央?

西武で圧倒的な成績を残した松井稼頭央

◯金子誠(平成6年~26年 日本ハム)遊撃1184試合出場
1627安打84本620点113盗 打率.256
ゴールデングラブ1回

 3年目に新人王に輝くが当時は二塁手。平成14年、30歳で田中幸雄の後釜として遊撃にコンバートされ平成21年ゴールデングラブ賞。強肩と広い守備範囲でならした。

◯松井稼頭央(平成6年~ 西武、MLB、楽天、西武)遊撃1531試合出場
通算成績 2085安打201本835点362盗 打率.291
最多安打2回、盗塁王3回、MVP1回、ベストナイン7回、ゴールデングラブ4回

 PL学園時代は投手。西武入団後に遊撃手に。走攻守揃った選手として活躍。平成10年MVP。MLBでは二塁手。NPB復帰後、楽天を経て今季から古巣復帰。

◯宮本慎也(平成7年~25年 ヤクルト)遊撃1452試合出場
通算成績 2133安打62本578点111盗 打率.282
ゴールデングラブ6回

 ヤクルトの内野のリーダーとして長く活躍。つなぐ打者として2001年にはシーズン67犠打のNPB記録も。平成21年に三塁手に転向し、三塁でもゴールデングラブを受賞。

◯小坂誠(平成9年~22年 ロッテ、巨人、楽天)遊撃1204試合出場
通算成績 1069安打19本303点279盗 打率.251
盗塁王2回、新人王、ゴールデングラブ4回

 イチロー世代。新人の平成9年に遊撃手としてフル出場。小柄だが「牛若丸」と言われた俊敏な守備で鳴らした。俊足、さらに最多犠打2回と小技の名手でもあった。

◯井端弘和(平成10~27年 中日、巨人)遊撃1525試合出場
通算成績 1912安打56本510点149盗 打率.281
ベストナイン4回、ゴールデングラブ7回

 平成13年に正遊撃手。翌年から荒木雅博と二遊間を組み「アライバコンビ」として中日の黄金時代を支える。打者としても3割3回。巨人に移籍後引退。

◯二岡智宏(平成11年~25年 巨人、日本ハム)遊撃1089試合出場
通算成績 1314安打173本622点48盗 打率.282
ベストナイン1回

 広角打法で鳴らした強打の遊撃手。3割を2度マーク。遊撃手としては強肩で知られた。平成20年に三塁手にコンバートされる。翌年日本ハムに移籍後は主として指名打者。

◯川崎宗則(平成12年~29年 ダイエー・ソフトバンク、MLB、ソフトバンク)遊撃1069試合出場
通算成績 1376安打27本373点267盗 打率.292
盗塁王1回、最多安打1回、ベストナイン2回、ゴールデングラブ2回

 平成15年に正遊撃手に。俊敏な守備とシュアな打撃で活躍。ムードメイカーだった。2012年にイチローを追ってMLBへ。アメリカでも人気者に。2017年にソフトバンクに復帰するもこの春退団。

坂本は攻守両面でリーグ屈指の存在に

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