中日モヤが勝ち越しタイムリー放つ 1軍初昇格で即来日初安打
同点で迎えた3回、広島先発の野村から右前へタイムリー
中日のスティーブン・モヤ外野手が、昇格即タイムリーと結果を残した。20日、本拠地ナゴヤドームで行われた広島戦。この日1軍に昇格したばかりの新助っ人は「4番・一塁」で先発出場すると、第2打席で勝ち越しの一打を放った。
両チーム2点ずつを取り合って同点で迎えた3回の攻撃だった。先頭の大島が右前安打で出塁すると、京田の一ゴロの間に二塁へと進塁した。得点圏打率6割超を誇るアルモンテが四球を選んで続くと、モヤが打席に立った。
1ボールからの2球目。広島先発の野村が投じたインコースへのカットボールにバットを折られながら弾き返すと、打球は右前へ。大島が二塁から生還し、勝ち越しに成功。初の1軍昇格となったモヤにとっては来日初安打がタイムリーに。ウエスタンリーグで打率.377をマークしていた好調さをそのまま初の1軍の舞台でも発揮した。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)