ソフトバンク、柳田のサイクル安打含む17安打10得点の快勝 連敗ストップ
柳田は初回の本塁打から中前打→二塁打→三塁打で達成
ソフトバンクが圧勝で連敗をストップした。21日、敵地・札幌ドームで行われた日本ハム戦。柳田、デスパイネに1発が出るなど2桁17安打で10得点を奪うと、先発の中田が日本ハム打線を7回まで無失点に封じて快勝した。
初回、いきなり主砲のバットが火を噴いた。2死で打席に入った柳田が、有原の内角低めのカットボールを右中間スタンド中段までかっ飛ばす4号ソロで先制。4回には先頭の柳田が中前安打を放ってチャンスを作ると、グラシアルの来日初タイムリーで勝ち越した。
5回には1死一、二塁から柳田が中堅フェンス直撃の適時二塁打を放つと、内川が中前適時打、さらにデスパイネには4号2ランも飛び出した。この回一気に5点を奪って、日本ハム有原をノックアウトして勝負を決めた。柳田はこの日4安打3打点の大暴れ。先発の中田は援護にも恵まれ、7回をわずか3安打に封じる好投で、今季2勝目をマークした。
柳田は8回に三塁打を放ち、史上65人目70度目のサイクル安打の偉業を達成し、チームの勝利に華を添えた。
日本ハムは先発の有原が大誤算。初回、柳田の1発で先制されると、5回にはホークス打線の勢いを止められずに大量5点を失った。5回途中9安打7失点でノックアウトされ、今季初黒星を喫した。打線も散発4安打に終わり、零封負けを喫した。