ジャイアンツ名将、大谷翔平の打撃センスとスピードを評価「素晴らしい」

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

前日は今季4度目のマルチ安打「足もあるし、投げることも打つこともできる」

 エンゼルスの大谷翔平投手は、21日(日本時間22日)の本拠地ジャイアンツ戦はスタメンから外れた。前日20日(同21日)の試合では、チームが大敗する中で4打数2安打と今季4度目のマルチ安打をマーク。一夜明け、ジャイアンツの名将ブルース・ボウチー監督は「素晴らしいアスリートだ」と改めて大谷の能力を称えた。

 20日の試合。大谷は2回の第1打席は右腕サマージャのナックルカーブをうまく捉えてセンター前に運び、9回の第4打席では左腕オーシックの高めへの直球をライト前に運んだ。19日(同20日)のレッドソックス戦では相手左腕ロドリゲスのチェンジアップに苦しむなど4打数無安打3三振に終わっていたが、翌日はしっかり結果を残した。

 ジャイアンツを3度の世界一に導いている敵将のボウチー監督は、一夜明けた21日にメジャーの話題をさらっている大谷についての印象を語った。

「第1打席では変化球に対してうまい対応をしていたね。彼は良いスイングをしている。シンプルで足をあまり上げないようにして対応している。素晴らしいアスリートだよ! 足もあるし、投げることも打つこともできる。パワーもある」

 あらためて評価したのが、打撃センスと高い身体能力。パワーに加えて、大谷のスピードに驚く関係者は多い。この日は代打で待機する見込み。大谷が打席に立てば、ジャイアンツは警戒レベルを上げることになりそうだ。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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