田中将大、7回途中1失点で3勝目 快投劇に「プラン通りの投球ができた」
直球の割合が多く「しっかり投げ切ることができていた」
ヤンキースの田中将大投手が23日(日本時間24日)の本拠地ツインズ戦で6回2/3、3安打1失点の好投を見せ、3勝目を挙げた。チームは14-1で勝利し3連勝をマークした。試合後のTVインタビューでは「立ち上がりから、降りるまでゲームを通して自分が事前にたてたプラン通りの投球ができた」とコメントした。
初回に1死二塁のピンチを背負ったがサノ、ロサリオを凡打に仕留め無失点スタート。2回も2死からケプラーに右翼線二塁打を浴びたが続くラマーレを遊ゴロに抑え得点を許さない。
3回はこの日初めて3者凡退に斬って取ると、続く4回も3人で抑え流れを作る。5回に2死からラマーレに死球を与え連打で1点を失ったが6回を3者凡退、7回も2死を奪いラマーレに四球を与えたところで降板となった。
力のあるストレートを主体にスプリット、スライダーを低めに集める安定した投球内容だった。91球を投げストライクは55球。過去の登板に比べ直球が多かったことには「これまでの登板よりも、しっかり投げ切ることができていたので自ずと増えた」と納得の表情を見せた。
次戦は大谷翔平が所属するエンゼルス戦での登板が有力だが「とりあえず今日はゆっくりさせてください」とコメント。田中は今季最長の6回2/3を投げ3安打1失点。ここ2試合で計13失点と不安定な投球が続いていたが、復活を印象付ける快投だった。
(Full-Count編集部)