「えげつない」昨季最多勝インディアンス右腕が投じた“魔球”にファン驚愕
昨季18勝カラスコがスライダーで打者幻惑
MLB屈指として名前が挙がるようになったインディアンスのカルロス・カラスコ投手。クッキーを食べている姿を目撃したチームメートのクリス・ペレスに命名されて以来「クッキー」の愛称で親しまれるようになった右腕だが、そのカラスコが投じる“甘くない”変化球が話題になっている。
「クッキー・モンスター」との見出しで動画を紹介したのはMLB公式ツイッターだ。23日(日本時間24日)のオリオールズ戦に先発したカラスコは8回途中まで投げて6安打1失点、7つの三振を奪う好投で今季4勝目をマークした。驚愕の変化球を投じたのは、インディアンスが1点をリードして迎えた4回だった。
2死でチャンス・シスコを打席に迎えた右腕。1ボール2ストライクからの4球目に投じたスライダーは、内角付近から急激に変化し、シスコの足元付近まで切れ込んでいった。打者のバットはボールにかすることもなく空を切った。まるで“魔球”のような鋭い変化に、シスコはあえなく空振り三振に倒れた。
切れ味鋭い“魔球”にファンは騒然。ツイッターには数々の驚愕コメントが寄せられた。
「これはえげつない」
「ワオ」
「彼にはミルクが必要だ」
「フェアじゃない」
「これがウィッフルボールスライダーと称される球だ」
「超えげつない男」
「素晴らしい球だ」
「球界最高のローテーション」
昨季ア・リーグ最多勝に輝いた31歳右腕は、今季もここまで5試合に投げて4勝0敗、防御率2.31の活躍。チームの大黒柱として素晴らしい投球を続けている。