ダイブ…いや、転倒? 「とてつもなく不自然」な美技に“困惑”の声続々
右中間へ打球を猛然と追いかけ…「どれだけ見ても飽きない」美技
ブルージェイズのランドル・グリチャック外野手が、29日(日本時間30日)の本拠地レンジャーズ戦で見せた衝撃的な美技が話題となっている。スロー映像で見なければ、何が起きたかわからないダイビングキャッチ。MLB公式ツイッターが動画を投稿すると、ファンからは「明らかに魔術」「とてつもなく不自然」などと“困惑”の声があがった。
初回だった。ブルージェイズにとっては1死二塁のピンチで、レンジャーズのカイナーファレファのライナーが右中間へ飛んだ。右翼のグリチャックは猛然とチャージすると、落下地点を目がけてダイブ。しかし、タイミングが少し早い。よく見ると、ダイブではなく足がもつれて転倒しているようにも見える。
地面に倒れた状態で打球を待ち構える格好となったグリチャック。だが、ボールがグラブではずむと、胸で抑え込むようにしてキャッチ。捕球に成功した。さらに、二塁にボールを送り、すでに三塁に到達していたデシールズもアウトに。ダブルプレーでチェンジとなった。
試合を中継していた地元テレビ局でスロー映像が流れると、実況も思わず笑い声を上げてしまった“捨て身”の美技。MLB公式ツイッターが「どれだけ見ても飽きない。ランドル・グリチャックは一体どうやったんだ」との文言を添えて動画を投稿したところ、ファンからは称賛と“困惑“の声があがった。
「彼は最高だ」
「…とてつもなく不自然」
「ダイブする必要はなかった。彼はラッキーだ」
「アウチ!!!」
「アメージングキャッチ!」
「なんてこった」
「マジシャンのようだ! ナイスキャッチ」
「明らかにこれは魔術だ」
初回に先制点を与えなかったブルージェイズは7-2で快勝。グリチャックは2安打2打点とバットでも勝利に貢献した。