期待高まる日ハム清宮の1軍デビュー、これまでの大打者のデビュー戦は?

長嶋、王らのプロデビューは…

〇長嶋茂雄
1958年4月5日・国鉄戦(開幕戦、後楽園球場)
22歳。3番三塁で先発したが、国鉄左腕金田正一から4打席4三振を喫する。ゴールデンルーキーと騒がれた長嶋に、金田が発奮。翌日の同じカードも無安打。初安打は4月7日の同じカードで三林清二から中越二塁打。初本塁打は4月9日の後楽園球場、大洋戦。権藤正利から。この年、新人で本塁打、打点の2冠王に輝く。

〇王貞治
1959年4月11日・国鉄戦(開幕戦、後楽園球場) 
18歳。7番一塁で先発。国鉄左腕金田正一から2打席2三振1四球。センバツの優勝投手として鳴り物入りで入団した王の前に立ちはだかったのも金田だった。以後出場した10試合連続で安打が出なかったが、4月26日、後楽園球場での国鉄戦で、村田元一から7回に決勝の2ラン。これが初安打であり868本塁打の1本目だった。

〇衣笠祥雄
1965年5月16日・中日戦(中日スタヂアム)
18歳。投手佐々木勝利の代打で出場するが救援投手・板東英二の前に凡退。初安打は7月25日、広島市民球場での大洋戦、ダブルヘッダー1試合目、8番捕手で先発し、3回裏に及川宣士から。初本塁打は8月22日、広島市民球場での阪神戦、ダブルヘッダー1試合目、8番捕手で先発し、3回裏にエース村山実から。

〇落合博満
1979年5月29日・南海戦(川崎球場)
25歳。7回裏に新井昌則の代打として出場するが凡退。初安打は翌30日の同じカード、7番三塁手として先発し、6回裏に森口益光から。初本塁打はさらにその翌日、5月31日の同じカード、7番三塁手として先発し、3回裏に山内新一から3ラン。この日は三塁打も打つ。観客はわずか2000人だった。

松井秀喜はデビュー戦でタイムリー二塁打

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