期待高まる日ハム清宮の1軍デビュー、これまでの大打者のデビュー戦は?
松井秀喜はデビュー戦でタイムリー二塁打
〇イチロー
1992年7月11日・ダイエー戦(平和台球場)
18歳、2回裏に村上信一に代わり左翼手として出場、打席が回ってくるが本原正治の前に凡退。初安打は翌日の同じカード、9番左翼手として先発出場し、5回表に木村恵二から右前打。初本塁打は1993年6月12日、長岡市悠久山野球場での近鉄戦、1番中堅で先発し、8回表に野茂英雄から右ソロ本塁打。
〇松井秀喜
1993年5月1日・ヤクルト戦(東京ドーム)
18歳、7番左翼手で先発出場し5回裏に西村龍次から右にタイムリー二塁打。初本塁打は翌日の同じカード、7番左翼手で先発出場し9回裏に高津臣吾から右に2ラン本塁打。
〇柳田悠岐
2011年5月8日・日本ハム戦(札幌ドーム)
22歳、9回表にアレックス・カブレラの代走で出場。指名打者の打順に入るも打席は回らず。この年は無安打。初安打は翌2012年6月23日、福岡ヤフードームでの日本ハム戦。8番右翼手で先発し、2回裏に吉川光夫から左前打。このあと三塁打も打つ。
〇大谷翔平
2013年3月29日・西武戦(開幕戦、西武ドーム)
18歳、8番右翼手で先発し、5回表に岸孝之から右二塁打。初本塁打は7月10日のクリネックススタジアム宮城での楽天戦、7番右翼手で先発し4回表に永井怜から右越に決勝2ラン本塁打。
松井秀喜、大谷翔平のようにデビュー戦から大活躍した選手もいるが、長嶋茂雄、王貞治のように厳しいプロの洗礼を受けた選手もいる。18歳の清宮はどんなデビューを飾るだろうか。
(広尾晃 / Koh Hiroo)