楽天、岸が2年ぶり完封も「どうでもいいんです」 清宮に見せ付けた12年目の貫禄
4月30日には試合後にコーチの配置転換が行われた
昨年のAクラスチームが、開幕から直面した大不振。全員が20本塁打以上という、破壊力抜群の外国人トリオは影を潜め、鉄壁だったはずの中継ぎ陣も崩壊した。7連敗で借金13となった4月30日の試合後、高須打撃コーチ、立石内野守備走塁コーチが2軍に降格。栗原2軍打撃コーチ、真喜志育成コーチが昇格するという、配置転換が行われた。
再出発の5月初戦。悪い流れを止めたのは、やはりダブルエースの一角、岸だった。「ホッとしました。連敗中。色々あって。勝てたことがうれしいです」。自身は2016年、4月以来の完封勝利となったが「どうでもいいんです。チームがこういう状況の中、こういう投球ができたのが良かった」と、とにかく淡々と勝利を喜んだ。
連敗は止まったものの、5位のオリックスともまだ4.5ゲームの差がある状況。「とりあえずもう、勝つしかないので、連敗ではなく連勝できるよう、やっていきたい」と右腕。集中力を切らさず、巻き返しのきっかけにしたい。
(「パ・リーグ インサイト」編集部)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)