「色んなことが詰まり過ぎた1日」 清宮が1軍デビューで脳裏に刻んだ場面とは
1軍デビューでいきなり二塁打も…「悔しい思いがあります」
日本ハムのドラフト1位ルーキー・清宮幸太郎内野手が2日、本拠地での楽天戦に「6番・DH」で1軍デビューした。第1打席で楽天・岸から中堅フェンス直撃の二塁打を放った後、第2打席と第3打席はチェンジアップに空振り三振。チームは岸に3安打完封負けし、うれしさと悔しさを同時に味わう1日となった。
試合後に感想を求められた清宮が、開口一番口にしたのは悔しさの方だった。
「チャンスでも回ってきていたので、打てていたら、今日の試合も変わっていたのかなと悔しい思いがあります」
1点を追う7回2死三塁で迎えた第3打席でフルカウントから空振り三振に倒れたことを苦々しく振り返った。
出だしは完ぺきだった。登場曲はスター・ウォーズのテーマ。「みんなが知っているし、ファイターズっぽい。自分自身もすごく盛り上がる。初めて打席に入る時に使おうとずっと前から決めていました」。高揚感を感じながら入った第1打席、カウント1-1から145キロの直球を中堅へ弾き返した。