大谷翔平「5番・DH」で先発 月間最優秀新人受賞に監督も賛辞「十分に値」
2試合連続スタメン「ショウヘイは我々を助けてくれる」
エンゼルスの大谷翔平投手は2日(日本時間3日午前11時7分開始)の本拠地オリオールズ戦に2試合連続で「5番・DH」でスタメン出場する。この日は、メジャーリーグ機構(MLB)から4月の月間MVPなどが発表され、大谷はア・リーグの月間最優秀新人に選出。マイク・ソーシア監督は試合前に「彼の受賞に敬意を払う」と話した。
大谷は4月は打者として16試合出場で打率.341、4本塁打、12打点、投手としても4登板で2勝1敗、26奪三振、防御率4.43と投打二刀流で活躍。27日(同28日)のヤンキース戦では第1打席でエース右腕セベリーノから4号ソロを放ったが、第2打席で二ゴロに倒れた際に走塁で左足首を捻挫。途中交代し、その後の2試合を欠場していた。
しかし、1日(同2日)のオリオールズ戦で復帰し、第2打席で左翼線への二塁打をマーク。第1打席の遊ゴロでは一塁ベースまで全力疾走を見せ、不安を払拭した。
復帰戦から一夜明け、ア・リーグの月間最優秀新人受賞という明るいニュースも。日本人選手としては2012年4月のダルビッシュ有(当時レンジャーズ)以来の快挙となった。ソーシア監督は「(受賞に)十分に値すると私は思う」と称賛。大谷の活躍がエンゼルスの開幕ダッシュの原動力となっただけに、「様々な部分でショウヘイは我々を助けてくれている。彼の受賞に対して敬意を払う」と話した。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)