ヤ軍チャップマンが投じた100マイルの“変化球” 「打つのは不可能」ファン驚愕
ヤンキースのチャップマンがアストロズ戦で投じたボールが話題に
数々の剛腕投手が、その名を轟かせているMLB。その中でも、3本の指に入るであろう投手が、ヤンキースの守護神アロルディス・チャップマン投手だ。MLB史上最速の105.1マイル(169.1キロ)の豪速球を誇る左腕だが、そのチャップマンが投じた驚愕の“変化球”に注目が集まっている。
この“魔球”が投じられたのは、1日(日本時間2日)に敵地で行われたアストロズ戦。このシーンを、試合を中継したテレビ局「イエス・ネットワーク」の公式ツイッターが「アロルディス・チャップマンが投じたこの球の変化!!」と驚きをもって紹介している。
4-0でリードしていた最終回にチャップマンがマウンドに上がった。ユリエスキ・グリエル、アレックス・ブレグマンを連続三振に斬って取って2死とした左腕は、打席にマーウィン・ゴンザレスを迎えた。1ボール2ストライクと追い込み、投じた4球目。時速100マイル(約160キロ)の剛球は、信じられないような動きを見せた。
左腕から繰り出されたボールは、MLB公式サイトによれば「フォーシーム」。だが、真っ直ぐにストライクゾーンに向かってくるかと思いきや、浮き上がるように、そして打者の外角ボールゾーンへと逃げていくように大きく曲がっていったのだ。そうそうお目にかかれない100マイルの剛球が、それでいて大きく変化したのだから、打者もたまったもんじゃないだろう。ゴンザレスのバットも、あえなく空を切り空振り三振に。ゲームセットとなった。
この「イエス・ネットワーク」が紹介した動画には、ファンからも驚愕のコメントが並んだ。
「なんてこった。えげつない」
「この球を打つのは不可能だ。素晴らしい!」
「クールだね」
「ウィッフルボール」
「良い球だ」
「本当にえげつない!」
「剛速球」
人類最速左腕チャップマンが投じた驚愕のボール。これは直球なのか、果たして変化球なのか…。どちらにしても、このボールを打ち返すのは至難の技と言えそうだ。