大谷、今季5度目のマルチ安打　プホルスは3000安打に王手　チーム大勝

第1打席に2戦ぶり安打、第4打席に内野安打で2度ホームイン

　エンゼルス大谷翔平選手は3日（日本時間4日）、本拠地でのオリオールズ戦に「5番・DH」でスタメン出場し、3打数2安打1打点2得点で今季2度目のマルチ安打を記録した。史上32人目の通算3000安打達成が迫るアルバート・プホルス内野手は1安打で快挙に王手。チームは12-3と大勝した。

　初回1死三塁で迎えた第1打席に、オリオールズ先発右腕のティルマンが投じた2球目84マイル（約135キロ）チェンジアップを強振。右翼への適時打とし、自らも後続のタイムリーで生還した。2本目の安打が生まれたのは第4打席。12-2の6回2死走者なしで打席に立つと、4番手の左腕ブライアーがフルカウントから投じた6球目85マイル（約137キロ）シンカーを二遊間へ。打球は二塁手のグラブを弾く内野安打となった。ここでも後続の適時打で生還しこの日2度目のホームを踏んだ。

　通算2998安打でこの日を迎えたプホルスは、、2回1死一、二塁の第2打席に左翼線にタイムリー二塁打を運び、2999安打とした。本拠地ファンが見守る中での快挙達成に期待がかかったが、第3打席は死球。第4打席は一邪飛、第5打席は右飛に倒れ、通算3000安打達成は4日（同5日）の敵地マリナーズ戦以降に持ち越された。