イチロー“伝説の一打”にファンが改めて称賛 「間違いなくシアトルの誇り」
ヤンキース守護神リベラから劇的なサヨナラ2ラン
マリナーズのイチロー外野手が3日(日本時間4日)、球団特別補佐に就任し、今季残りはプレーしないことになった。これまでメジャーで数々の記録を築いた背番号「51」の功績を称え、MLB公式インスタグラムが“伝説の一打”の動画を公開。ファンから改めて歓喜と感謝のコメントが寄せられている。
イチローが放った“伝説的な一打”が生まれたのは、2009年のマリナーズvsヤンキース戦。1点を追う9回2死からMLB最強クローザーと名高いリベラから放った一発だった。初球を捉えた打球は高々と舞い上がり右翼席へ飛び込む劇的な逆転サヨナラ2ラン。イチローはゆっくりとダイヤモンドを1周すると、ナインが作った歓喜の輪に飛び込んだ。
マリナーズ公式インスタグラムは、近年米国で定着している「#TBT(Throw Back Thursday)」の企画として、この動画を公開。「Throw Back Thursday」とは「木曜日に昔を振り返る」という意味で、インスタグラムの投稿には「Legendary.」という言葉が「#TBT」のハッシュタグとともに添えられている。
背番号「51」が放った劇的なサヨナラアーチを改めて目にしたファンは、感動も新たに数々のコメントを寄せた。
「寂しくなるね。イチローを見ながら育ってきたんだ!」
「レジェンドによる素晴らしい思い出だ。この一打は忘れることはないだろう」
「シアトルのファンもまた素晴らしい」
「ありがとうイチロー。あなたは私たちに刺激を与えてくれる存在でした。間違いなくシアトルの誇りです」
「これが昨晩の出来事だったらよかったのに」
「この試合を見に行ってました、素晴らしい思い出をありがとう、イチロー」
「彼がプレーしているところを見たい」
「信じられない」
イチローのプレーする姿を、今季は見ることはできないが、メジャーリーグを代表するレジェンドが見せた数々のプレーはファンの心の中で生き続けるだろう。