ヤクルト“痛い”大敗 19歳の梅野は5失点KO、小川監督「成長してくれれば」
青木は左膝に死球を受けて交代、今後の出場は「様子を見て」
ヤクルトは5日の広島戦(神宮)で1-10と完敗した。3日の中日戦で延長10回に荒木がサヨナラ安打すると、4日の広島戦はブキャナンが完封で防御率トップに浮上。連勝で流れが変わり始めたが、今季初先発で、プロ入り初勝利を狙った高卒2年目の19歳・梅野が若さを露呈して広島打線の餌食に。1回1/3を48球5失点と試合を壊した。
「これから成長してくれれば。精神的にショックは大きいだろうが、そんなことは言っていられない」と小川監督。4月30日の巨人戦では2番手で登板して1死も奪えず6失点と2試合連続で大量失点を喫した。
メジャーから復帰した青木が初回に大瀬良から左膝に死球を受けて悶絶。試合途中で病院に行った。幸い検査の結果は骨に異常はなく、打撲だったが「明日の様子を見て」(小川監督)と欠場の可能性もある。青木の死球は早くも今季6個目で、ヤクルトにとっては“痛い”敗戦となった。
(細野能功 / Yoshinori Hosono)