大谷、ブーイングを”沈黙”に変える快投 LA紙「マ軍ファンが嘆く根拠示す」
7回途中2失点の好投を地元紙も絶賛「実力の全貌をマリナーズに見せつけた」
エンゼルスの大谷翔平投手は6日(日本時間7日)、敵地でのマリナーズ戦で6回0/3を6安打2失点6奪三振と好投し、3勝目(1敗)を挙げた。左足首を捻挫し、12日ぶりの復帰登板で圧巻の投球を見せた二刀流右腕に地元LAメディアは「再び力強い登板を果たし、彼の実力の全貌をマリナーズに見せつけた」と称賛している。
「勝利した試合で再び力強い登板を果たし、エンゼルスのショウヘイ・オオタニは彼の実力の全貌をマリナーズに見せつけた」との見出しで報じたのは地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」だ。マリナーズは昨オフに大谷の獲得を目指した球団の一つで、1度は最有力候補と見られていたことに言及。マリナーズにとっては“因縁”の相手でもある二刀流が見せた圧巻の6イニングについて「現時点で、彼がフィジカルとメンタルの両面で、メジャーリーグを支配する才能を備えていることは明白である」と伝えている。
7回にヒーリーに2ランを浴び、イニング途中で交代することになったが、マリナーズが得点圏に走者を置いたのは2回2死一、二塁のわずか1度だけ。さらに、3回に先頭ギャメルを空振り三振に斬った宝刀スプリットのあまりの落差を「視界から消えた」と表現している。