阪神、秋山の投打の活躍で快勝　8年ぶり完封＆ソロ含む2安打2打点　巨人5割逆戻り

巨人先発の山口俊は5四死球を与えて7失点で2戦連続KO

　阪神が先発した秋山拓巳投手の投打にわたる活躍で連敗を3で止めた。8日、敵地・東京ドームで行われた巨人戦。右腕が巨人打線を完封する好投を見せただけでなく、2年連続の本塁打となる1号ソロを放つなど2安打2打点と大活躍。対巨人戦での連敗も5でストップした。

　2回に相手先発の山口俊の乱調と、相手守備陣のミスで1点を先制すると、ここで秋山が左前適時打を放って1点を追加。さらに鳥谷の犠飛でこの回3点を奪った。3回にロサリオが看板直撃弾を放つと、4回には秋山が左翼ポール際スタンドへ飛び込むソロ本塁打。5回にも2点を追加して前半で試合を決定づけた。秋山は投げるほうでも5安打無失点で8年ぶりの完封勝利。今季3勝目をマークした。

　巨人は先発の山口俊が大誤算。2回に四球と連続死球で満塁のピンチを招き、そこから味方の守備のミスもあって3失点。そこから5回まで毎回失点し、5回5安打5四死球7失点でKOされた。打線も、阪神先発の秋山を捉えられずに完敗して連敗。貯金がなくなり、5割に逆戻りとなった。

（Full-Count編集部）