大谷翔平、規格外の150メートル弾映像に米も衝撃「彼は神だ」「冗談だろ」
代打で出場で一ゴロ凡退も、試合前のフリー打撃で衝撃与える
エンゼルスの大谷翔平選手は8日(日本時間9日)、敵地で行われたロッキーズ戦でスタメンから外れ、代打での登場となった。2点を追う7回1死二塁でブラッシュの代打として打席に立つと、ロッキーズ先発グレイのボールに一ゴロに倒れた。このロッキーズとの交流戦2試合はナ・リーグの本拠地で行われるためにDH制が採用されない。そのため、打者としての出場時は指名打者に入っている大谷は代打での起用が当初から見込まれていた。
代打での打席では快音とはならなかった大谷だが、試合前のフリー打撃では、敵地に衝撃を与える超特大の柵越えを放っていた。“マイルハイ”と呼ばれる標高1600メートルに位置するクアーズフィールド。気圧が低く打球の飛距離が出やすいとされるが、それにしても規格外の、右翼スタンド3階席まで届く約150メートルの特大弾を放った。
この衝撃的なフリー打撃には、本場である米国のメディアも驚嘆。この試合を中継した米テレビ局「FOXスポーツ・ウエスト」の公式ツイッターは「そう、これは打撃練習だ。でも、冗談だろ。ショウヘイ・オオタニが上段にボールを放り込んでいる!」と記し、この大谷のフリー打撃映像を紹介。反響を呼んでいる。
動画内では、豪快な打撃フォームから打球をライトスタンドへと突き刺していく大谷の姿が。1球目は低い弾道で飛び、右翼スタンドへと中段へ。2球目は、打球が高々と舞い上がると、2階席を飛び越えて3階席のスタンドへと着弾。カメラには、2階席で大谷の“ホームランボール”を取ろうとファンが打球を追いかけていく姿も捉えられているが、打球は、その遥か頭上を飛び越えていく。
この大谷のバッティングには、解説を務めたメジャー132勝投手のマーク・グビザー氏も驚きを隠せず。動画内で「彼のような打球を飛ばす選手を私は見たことがない。どこまで飛ばしたか、見てください。右中間ですよ」と、興奮気味にまくしたてている。この衝撃の映像には、ファンからも驚きの声が。「彼は神だ」「ナ・リーグ球場でプレー出来る球団を見つけるべきだ」とのコメントが並んだ。
投打でMLBを沸かせている大谷だが、驚きの飛距離を見せる打撃練習もまた、米国の野球ファンから注目を集めることになりそうだ。
(Full-Count編集部)