大谷が放った172キロの代打初ヒットに米記者驚愕「ミサイルを放つ」
ロッキーズ戦の8回に代打出場し、痛烈な中前打を記録
エンゼルス大谷翔平選手が9日(日本時間10日)、敵地でのロッキーズ戦に代打出場し、痛烈なセンター前ヒットを放った。敵地ロッキーズの番記者は、3度目の代打で“初安打”となった大谷の一撃が記録した圧巻のスピードに驚愕している。
もはやスターの貫禄だった。2戦連続でベンチスタートとなった大谷は、7-0で迎えた8回1死一塁で代打として登場。敵地クアーズフィールドで大きな歓声に迎えられた。対峙したのはロッキーズ3番手右腕ポンダース。フルカウントからの7球目84.7マイル(約136キロ)外角低めスライダーを捉え、センター前に鮮やかなヒットを弾き返した。
MLB公式サイトでデータ解析システム「スタットキャスト」を担当するデビッド・アドラー記者は、二刀流スーパースターのセンター前ヒットが目を見張る速度で放たれたものだと指摘した。自身のツイッターで「センター前ヒットは非常に伝統的でクラシックなものだ。だが、ショウヘイ・オオタニの一打はバットから時速106.6マイル(約172キロ)で放たれた」とリポート。代打初安打は高速ヒットだったことを伝えている。
一方、米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のブレント・マグワイア記者も「これがショウヘイ・オオタニの代打キャリア初安打。センター前に時速107マイル(約172キロ)のミサイルを放つ」と、打球速度のスピードが与えた衝撃を伝えた。
ヒットを放った後にも敵地スタンドから大歓声が沸き上がった二刀流スーパースター。全米各地で巻き起こる大谷フィーバーは、ミサイルヒットで加速しそうだ。
(Full-Count編集部)