3000安打達成のプホルス、単独インタで語った胸中「ベルトレと同じ場所に…」
メジャー史上32人目の3000安打のプホルスに単独インタ
今月4日(日本時間5日)のマリナーズ戦で史上32人目となるメジャー3000安打を達成したエンゼルスのアルバート・プホルス内野手に単独インタビューを行った。38歳のベテランはここまで通算620本塁打を記録しており、600本塁打以上&3000安打以上を達成したのは史上4人目(そのほかハンク・アーロン、ウィリー・メイズ、アレックス・ロドリゲス)の快挙。偉業を成し遂げたスラッガーに心境を聞いた。
――3000本はあなたにとってどういう意味がありますか?
「特別だ。32人目になれたこと。600本塁打も達成したのが4人目になれたこと。ドミニカ生まれの選手で2人目になれたこと。そのベルトレと同じ場所にいられることは特別だ。このような機会がもらえたこと、達成できたことを神に感謝したい」
――史上4人目……。
「メジャーでプレーする選手は1万9200人くらいいると言われている中で、自分が達成できたこと、一緒に達成しているのが偉大な選手であること、とてもスペシャルなことだ。ハンク・アーロン、ウィリー・メイズ、アレックス・ロドリゲス! とても幸運なことだ」
――18年にわたってこのような高いレベルを維持していくために、どのように心がけているのか。
「勤勉でいること。継続すること。集中すること。野球は簡単ではないので、ポジティブにいること。健康でいること。ここ数年は怪我もあり大変だったが、とても恵まれていると感じる。11年健康でいることができて、長い道のりではあったが、ここまでするのに自分1人ではできなかった。1人ではできないことばかりで、コーチや選手など周りのサポートがあって、自分が継続してきたことができた」
――次の日に向けての準備はどのように?
「ビデオを見たり、対戦する選手の情報を得たりする。だが、一旦球場を出ると、全て球場に置いて、子供の送り迎えであったり、家族と過ごす時間に専念する。球団が勝てるようにできることをしているよ」
――この3000安打は誰に?
「まずは神だ。そして次に家族とファン。キャリアを通じて応援してくれていた」