「ちょっとショックだった」―大谷加入後に放出された男、当時の心境を語る
クロンが明かした当時の心境「完全なショックとは言わない」も…
「完全なショックとは言わない。オオタニの契約で、ロースターに不具合が生じようとしていた。一塁手があまりに多くなってしまったんだ」
クロンは取材に対して、こう語ったという。二刀流のスーパースターの加入で、レジェンドのプホルスが指名打者から一塁手に“復帰”。記事では、ルイス・バルブエナ、ジェフリー・マルテという、一塁を守れる両内野手の存在についても言及している。クロンの出場機会が限られることは確実だった。
記事の中で、クロンは「実際に決まった時はちょっとショックだった。でも、予想はしていたんだ」とも語っている。もっとも、新天地では打率.293、11本塁打、27打点と活躍しており、このトレードがキャリアの“起爆剤”となったようだ。
二刀流フィーバーに盛り上がるメジャーリーグ。新たなスーパースターの到来に追われる格好となったドラ1の古巣への痛烈な恩返しも、アメリカで話題を呼ぶドラマとなった
(Full-Count編集部)