牧田和久、1回を1安打無失点の好救援 ハーパー相手に96キロ超遅カーブ
強力ナショナルズ打線を無失点に抑える
パドレスの牧田和久投手が21日(日本時間22日)、敵地ナショナルズ戦に登板し、1回を1安打1奪三振無失点と好救援した。ブライス・ハーパー外野手に59.6マイル(約96キロ)の超スローカーブを投じながら、強力打線を抑えた。
2-10と8点ビハインドの8回に3番手として登板。先頭ターナーを空振り三振に斬ると、続くハーパーにはカウント2-2から8球目に59.6マイル(約96キロ)の超スローカーブ。これはボール判定でフルカウントとしたが、最後は速球で右直に仕留めた。2死からレンドンに右翼へヒットを運ばれるも、最後はレイノルズを中飛に打ち取って無失点とした。
調子が上がらずマイナーリーグでの調整を命じられた牧田は、メジャー再合流後、最初の登板となった14日(同15日)本拠地ロッキーズ戦で1回に3失点し、初黒星を喫していた。それ以来1週間ぶりの登板となったが、今回はしっかり1回を無失点。大差のついた試合ではあったが、結果を残しながら首脳陣の信頼を勝ち取っていきたい。