大谷、また驚愕フリー打撃 “5階席弾”を地元テレビやMLB公式も紹介し話題
テレビ局の解説者も驚き隠せず「どよめきが起こるのには訳がある」
エンゼルスの大谷翔平投手がまたしても試合前の打撃練習で衝撃的な一発を放ち、米国で話題となっている。22日(日本時間23日)のブルージェイズ戦前のフリー打撃で、敵地ロジャーズ・センターの右中間5階席に打ち込む一発を披露。地元テレビ局だけでなく、MLB公式サイトもツイッターで動画を紹介している。
大谷のバットから放たれた打球が、またとんでもない場所に着弾した。右中間へ飛んだボールはグングンと伸び、“最上階”の客席へ。ロジャーズ・センターの本塁から右中間フェンスまでの距離は375フィート(約114.3メートル)となっているが、フェンスのはるか上空を通過する一打にどよめきが起こった。
地元テレビ局「FOXスポーツ・ウェスト」は、この映像を紹介。解説者のマーク・グビザ氏は「このような『おぉー』という歓声が上がるのは驚くべきことです。エンゼルスはビジターですよ」と話した。さらに「ショウヘイ・オオタニはあれ程のパワーを生み出して、打球をあんなところまで飛ばすんですよ、ホセ。考えてみてください。打率で.300以上を記録し、防御率も3点台。彼がこれまでに成し遂げてきたことを考えると、エンゼルスが行く先々でどよめきが起こるのには訳があるのです」と指摘。大谷が敵地で衝撃を与え続けていることに言及した。
同局はツイッターでもこの動画を紹介。「ショー(Sho)と共にロードに向けて出発! ショウヘイ・オオタニはロジャーズ・センターの天井に当たりそうな(くらい高い)本塁打を放った」との文言を添えている。また、MLB公式サイトもこの動画をツイッターで投稿した。
敵地ロッキーズ戦の試合前には、標高1600メートルで気圧が低く、打球が飛びやすいクアーズ・フィールドでのフリー打撃で推定150メートルの特大弾を放った大谷。18日(同19日)の本拠地レイズ戦前の打撃練習ではエンゼルスタジアム右翼の“スコアボード直撃弾”を打ち、こちらは異例のチーム公式発表で513フィート(約156メートル)とされた。
そして、この日は初めて訪れたトロントでも驚愕の一発。「5番・DH」でスタメン出場した試合では3打数無安打1四球に終わったが、23日(同24日)は豪快なホームランを本番でもスタンドに打ち込みたいところだ。