昨季覇者のジャッジ、HRダービー欠場を表明 大谷出場でも対決実現せず!?
ホームランダービー出場へ、大谷は謙虚発言「まだまだ実力的には足りないと思う」
大谷は20日(同21日)の本拠地レイズ戦でメジャー移籍後最長となる7回2/3を投げ、6安打9奪三振2失点で今季4勝目を飾った。この試合後、地元メディアからホームラン競争参加について質問が寄せられ、「その機会があればもちろん光栄なことだと思いますし、出てみたいなという気持ちはありますけど、まだまだ実力的には足りないと思うので、毎日毎日そこに出られるようにするわけではないですけど、ゲームで結果を出せるように頑張りたいなと思います」と謙虚に語っていた。
センター方向に大飛球を放つ規格外のパワーで、ホームランダービー出場の待望論は米国内でも噴出。特大弾を放つ練習前のフリー打撃は何度も大きなニュースとなっている。
敵地クアーズフィールドでのフリー打撃では3階席最後列に推定150メートルという驚愕の一発を放ち、全米で話題に。そして、18日(同19日)の本拠地エンゼルスタジアムのフリー打撃では巨大スクリーン直撃の圧巻弾をマーク。球団はその翌日に異例の飛距離公式計測を行い、513フィート(約156メートル)と発表した。これは昨年のホームランダービーでジャッジが準決勝で放った最長弾と同じ記録だった。
大谷がホームランダービーに出場すれば、盛り上がることは確実。ただ、ディフェンディング・チャンピオンの“欠場表明”には、ファンのため息が聞こえてきそうだ。
(Full-Count編集部)