エ軍敗戦も…番記者が提案、大谷の打撃練習”5階席弾”を「気晴らしにどう?」

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

あのボンズに匹敵する飛距離にファン驚き「どうやったら可能になるんだ」

 エンゼルスの大谷翔平投手がまたしても試合前の打撃練習で衝撃的な一発を放った。22日(日本時間23日)のブルージェイズ戦前に敵地ロジャーズ・センターの右中間5階席に打ち込む一発を披露すると、地元メディアが一斉に報道した。エンゼルスは3-5で敗れたが、地元メディアの番記者はエンゼルスファンに「気晴らしにオオタニの打撃練習でもどうだろうか」と異例の提案をして、アメリカで話題になっている。

 カナダ初上陸を果たした大谷が、いきなり敵地を震撼させた。フリー打撃で放った一撃は右中間に飛ぶと、スタンド最上段に飛び込んだ。地元紙「オレンジ・カウンティ・レジスター」のジェフ・フレッチャー記者はツイッターで、敵地のファンを沸かせた“大谷劇場”を紹介している。

 ロジャーズ・センターの右翼スタンド最上段の着弾点を赤いマーカーでチェックした画像とともに、「今日のオオタニのフリー打撃の長距離弾レポート」と速報。地元テレビ局「FOXスポーツ・ウェスト」もこの大谷の驚愕の一発を報じるなど、ホームランアーティストぶりも連日大きな話題となっている。

 一方、試合は3‐5でエンゼルスが敗戦。5番・指名打者で先発した大谷も3打数無安打1四球に終わった。

 フレッチャー記者は苦戦の試合中にツイッターで大谷のフリー打撃での衝撃弾の動画を改めて紹介した上で、「現在5回で5‐2でリードされたエンゼルスの気晴らしを求めているのなら、オオタニのフリー打撃の本塁打をどうぞ」と苦境に心を痛めるファンに異例の提案に出た。

 するとエンゼルスファンは敏感に反応。「ありがとう、ジェフ。本当に必要だったんだ!」「フリー打撃とはいえ、どうやったら可能になるんだ」「以前ジャイアンツ時代のボンズが3連戦でビジターとして来た時に球場で見ていたんだ。その時、最長でハードロック(カフェ)の上にある時計まで飛ばしていた。当時のボンズも今回のオオタニも素晴らしいけど、あの5階席まで飛ばせる人はそう多くはないね!」。結局、エンゼルスは試合に敗れたが、二刀流劇場はファンの心の慰めとなっているようだ。

(Full-Count編集部)

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