ロッテ3年目右腕が突き詰める“ストレートの質” 154キロ+必要なものとは
プロ入りから3キロアップし今季は154キロを計測
シーズンが開幕してから2か月。高野に改めてストレートについて話を聞いてみると「自分の中では良い手応えでやれています。プロ入りのときは151キロだったんですけど、154キロまで出るようになった。ある程度形ができてきました」と手応えをつかんでいる。
また、変化球については今年1月の時点で「ストレートを基準にした変化球を考えている。回転軸をあわせるという意味ではパワーカーブ」と習得を目指していた。
シーズンが始まってからは「感じとしては投球のスパイス。打者には(パワーカーブが)あるよと見せたりしているくらい。割合としては少ないですね」と多投はしていない。ただ、「体の回転には良い方向に動いて投げられていると思います」と効果をもたらしているという。
千葉ロッテの中で、150キロを超えるボールを投げられる投手は少ない。持ち味であるストレートに磨きをかけ、1軍昇格を目指していく。
(「パ・リーグ インサイト」編集部)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)