4安打4打点の西武秋山、侍・稲葉監督の「縁感じる」に「大々的に取り上げて!」
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2点ビハインドの6回に起死回生の逆転3ランを放つ
西武の秋山翔吾外野手が、起死回生の逆転3ランを含む4安打4打点と大暴れした。24日、敵地ヤフオクドームで行われたソフトバンク戦。2点ビハインドで迎えた6回に逆転弾を放ち、チームは約半月ぶりに連勝した。
チームを勢い付ける一発になった。6回。2死から炭谷、金子一の連打でチャンスを作り、秋山が打席に立った。代わったばかりの嘉弥真が投じた初球、甘くなったスライダーを逃さなかった。快音を残した打球は右中間スタンドへと飛び込んだ。試合をひっくり返す7号3ラン。チームはそこから次々に得点を奪い、圧勝した。
この日は侍ジャパンの稲葉篤紀監督が視察に訪れていた。試合前にも言葉を交わした秋山。試合後、秋山の活躍に「縁を感じる」と語った稲葉監督の言葉を聞くと「それだけは大々的に取り上げてもらいたいですね。これでもし何もなかったら、縁がなかったということになりますね」と語り、報道陣の爆笑を誘った。
続けて「来られていたのは分かっていましたけど、試合中は全然意識はないです。チームのこと、自分の打席に集中した結果、いいタイミングで打ったので、皆さんが書きやすくなったんじゃないですか。意識してないですよ」とニヤリ。とはいえ、稲葉監督への強烈なアピールとなったことは間違いないだろう。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)
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