大谷翔平、二塁打2本&2四球で4出塁の活躍 今季8度目マルチ、エ軍2連勝
「5番・DH」でスタメン出場、自身メジャー初の“マルチ二塁打”
エンゼルスの大谷翔平投手が24日(日本時間25日)、敵地ブルージェイズ戦で「5番・DH」で3試合連続でスタメン出場し、自身メジャー初の“マルチ二塁打”を放つなど勝利に貢献した。この日は3打数2安打2四球2得点で4出塁の活躍。8-1と勝利したエンゼルスは2連勝となった。
3試合連続で野手スタメンとなった大谷は2回先頭で迎えた第1打席で、相手先発右腕エストラーダに対し四球を選んで出塁。その後、マルドナードの2点適時打で先制のホームを踏んだ。
リードを3点に広げた直後の3回1死一塁の第2打席では左中間を破る二塁打を放ち、2試合連続のヒットを記録。5回1死一塁の場面では2番手左腕ループの前に見逃し三振に倒れたが、8回先頭で迎えた第4打席では4番手右腕マグワイアに対して四球を選んで出塁。しかしその後、シモンズの四球で無死一、二塁となった場面ではバルブエナのライトへのライナー性の当たりが右翼手の目前でワンバウンドしたためスタートが遅れ、三塁フォースアウトとなった。
その後、プホルスのソロ本塁打でリードを6点に広げた直後の9回2死走者なしの第5打席ではピッチャー強襲の当たりが中前に抜け、快足を飛ばして二塁へ。一時はアウトとなったが、チャレンジで判定が覆り、セーフとなった。これで大谷は今季8度目のマルチ安打、1試合で2本の二塁打は自身メジャー初となった。大谷はシモンズのタイムリーで8点目のホームを踏んだ。
エンゼルスは先発のトロピアーノが8回途中1失点と好投。打線も序盤から得点を重ねて、敵地で2連勝をマークした。大谷はこの日、3打数2安打2四球2得点で打率.319となっている。