メジャー最年長コロンが45歳に 39歳同僚は6年後を杞憂「妻から離婚を…」
メジャー23年目の今季は2勝2敗、防御率3.51の好成績
メジャー最年長選手のレンジャーズ右腕、バートロ・コロン投手が24日(日本時間25日)、45歳の誕生日を迎えた。“ビッグ・セクシー”の異名を執る老獪な投手の大切な日を、レンジャーズのチームメイトたちが祝福。その手荒なセレブレーションが話題となっている。球団公式ツイッターが、愛されるコロンが祝福される様子を収めた動画を公開している。
レンジャーズのクラブハウスに用意されたのは、小さなウエディングケーキにも見える2段重ねのバースデーケーキ。左腕ペレスと遊撃アンドラスに促されたコロンは、意味深な笑いを浮かべながらケーキに顔を近づけた。すると、両脇を固めたペレスとアンドラスが、コロンの顔面を一気にケーキに押しつけた。ケーキまみれになった“ビッグ・セクシー”は手に掴んだケーキを投げ飛ばしながら起き上がると、分厚いケーキの上からでも分かる満面の笑みを浮かべた。
球団公式サイトによると、45歳以上で現役を続けるメジャー選手は、2012年のオマー・ビスケル(ブルージェイズ)以来の出来事だという。記事では、29歳のアンドラスが「45歳では自分の体がプレーさせてくれないだろう」と話したことや、30歳の右腕マイナーが「この先15年間も投げることは想像できない」と驚愕した様子をリポート。さらに、今年39歳になった通算3080安打の名手ベルトレは、6年後に45歳を迎える日を想像し「捨てられるかもしれない。妻から離婚を切り出されるだろう」と熟年離婚を心配したという。
近年の投手では、やはり2012年にジェイミー・モイヤー(ロッキーズ)が49歳で10試合に先発し、2勝5敗、防御率5.70の成績を残している。あと4年。今季のコロンのパフォーマンスを見る限り、49歳でも現役は続けていられそうだ。